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シィンクプロデュース
シィンクプロデュースが提案する「CLEAR LINO GLOSS t COATING(クリアリノグロスtコーティング)、通称CLG t」は、従来のコーティングとは全く異なる完全新発想の革新的なコーティング、もといコーティングという常識を超えた「塗装保護システム」だと言えます。しかし、CLG t がどれほど革新的であるかを理解するには、これまでのコーティングが抱える問題について知っておく必要があります。
通常、コーティングを施工する場合には、下地処理として「研磨作業」を行います。研磨作業は施工前のボディのダメージを取り除き、コーティング剤を塗布する下地を整えるための作業です。“ボディのダメージを取り除く”というと聞こえは良いですが、それはつまり「塗装を削る」という作業にほかなりません。これが従来のコーティングが抱える問題です。
従来のコーティング剤にはガラス系やセラミック系などさまざまな種類が存在しますが、そのどれも「クリア層を補修する」という機能性は有していません。そのため、従来のコーティングではクリア層を大きく削り過ぎてしまいます。
以下の写真のように、小キズや線キズなどダメージが発生したボディを、断面から見ると図①のようになっています。これはつまり塗装のクリア層が欠けてダメージを受けている状況です。また新車でほとんどキズが無い状態でも、クリア層は若干の不均一性があり、やや波打っています。
従来のコーティングでは、キズを取り除き見た目にきれいな仕上がりを実現するために、研磨作業によって図②のようにダメージが到達していない深さまでクリア層を削り取る必要があります。
こうしてダメージを除去したクリア層の上から、コーティング剤を施工して図③のようにコーティング層を形成するのですが、従来のコーティングでは膜厚(コーティング層の厚み)を厚く形成することは原理的に困難なため、結果的に元の塗膜よりも膜厚が薄くなってしまう、いわゆる「塗装痩せ」という現象が起こります。新車への施工でクリア層を大きくは削らない研磨を行った場合でも、メンテナンスと称して研磨と再施工を繰り返すことで、どんどんと塗装が痩せていってしまいます。そして削られて薄く痩せ細ってしまった塗膜は2度と元には戻らないのです。
つまり従来のコーティングには、「ボディを美しく保護する」というコーティングが本来果たすべき役割から、大きく乖離した問題が存在すると言えます。
問題
削られた塗膜は2度と元には戻らない…
これまでのコーティングが抱えていた問題を解決するために、CLG t は、純正のクリア層と同等かそれ以上の性能を有した高品質 クリア樹脂塗料をコーティングのベースマテリアルとして使用します。このベースマテリアルは純正のクリア層との親和性がとても高いため、クリア層に浸透することで、ダメージが発生したクリア層を補うという革新的な機能を実現します。
また研磨作業の工程で、ダメージを取り除くために大きくクリア層を削り取る必要がないため、図④のような最低限の研磨作業のみで施工が可能となり、純正塗装の痩せ細りを大きく軽減することができます。
さらに純正のクリア層を補うだけでなく、図⑤のようにその上にさらなる厚みを持たせる新たなクリア層「CLG t CLEAR層」を形成することが可能となります。
革新
最低限の研磨のみで純正クリア層を補う
純正の塗装では、ボディ鉄板の上に下塗りと呼ばれる電着塗装を下地として施し、最終的には上塗りと呼ばれる塗装で色付けを行っています。この下塗りと上塗りという2つの層の間には、中塗りと呼ばれる層が存在し、サフェーサーなどとも呼ばれます。塗装においてこの中塗りが果たす重要な役割の1つに「下塗りと上塗りの密着度を高める」というものがあります。この中塗りの働きにより下塗りと上塗りはより密接に結びつき、高い耐久性を持った強固な塗膜を形成します。
CLG t では、この純正塗装と同じ仕組みをコーティングに応用することで、最大5層からなる極めて厚みのある強固なコーティング層を形成することを可能としています。こうして形成されたコーティング層は、従来のコーティングでは実現できなかった高い耐久性に加え、優れた耐スクラッチ性能と防汚性、さらには水ジミの軽減性能までをも兼ね備えます。
具体的にはCLG t では以下の図のように、「CLG t CLEAR(クリア)層」の上から、ミドルコートとして「CLG t LINO GLASS(リノガラス)層:高硬質ガラス系コート」、トップコートとして「CLG t GLOSS FRUORIDE(グロスフロライド)層:高純度フッ素コート」を施工します。
そのそれぞれの層の中間に、塗装における中塗りと同じ働きをする「CLG t BOND(ボンド)層:高密着型ガラス系コート」を施工することで、各層の密着率を高めより強固なコーティング層の形成を目指します。
最大5層からなるCLG t は、従来のコーティングには実現できなかった膜厚(コーティング層の厚み)により、コーティングを超えた深みのある仕上がりを実現します。これは最大5層にも及ぶ絶対的な膜厚があるからこそ実現されるものです。
純正のクリア層を補うCLG t CLEAR層、明るくまばゆいばかりの輝きを放つCLG t LINO GLASS層、鏡面のような光沢と潤いさえも感じさせるしっとりとした感触のCLG t GLOSS FRUORIDE層、この全てがCLG t BOND層によって高い密着率を誇るコーティング層を形成することで、CLG t を施工した車両は、言葉では形容しがたい独特の光沢と深みのある立体的な艶感を纏います。
また特にメタリック塗装やパール塗装の車両では、CLG t CLEAR層が純正のクリア層を補うことにより、メタリックやパールの粒子がよりはっきりと確認できるようになり、そのボディ面はさらなる輝きを放つこととなります。
こうして丁寧に層を重ねたCLG t施工車両は新車時の塗装を凌駕する存在感を獲得することが可能となります。その存在感は全く同色の新車を横に並べたとしても、その違いが一目瞭然で分かるほどです。
CLG tの最も外側に施行されるCLG t GLOSS FRUORIDE層は、高純度フッ素による高い耐スクラッチ性能と防汚性能を誇ります。コーティング層にキズや汚れなどが付着するのを強力に防止するとともに、ボディ面の水による水ジミの発生を軽減する機能をも併せ持ちます。これにより、メンテナンスの手間を大幅に削減するとともに、美しいボディをより手軽に維持することも可能となります。
また施行後、洗車キズなどの細かなダメージが発生してしまった場合にも、CLG tが本来持つ「補う」という発想により、そのダメージを目立たなくすることが可能となります。
CLG tには安心の3年間保証が標準で付帯します。初回の施行後、1年ごとに保証継続のためのメンテナンス(有償)を受けることが可能となります。形あるものはいつか朽ちると言うように、CLG tも時間の経過とともに初回施工時の性能や機能は、どうしても少しずつ低下してしまいます。メンテナンス施工はこの様なコーティング層の劣化を食い止め、コーティングの性能や機能、そして初回施工時の独特の光沢や深みのある立体的な艶感を取り戻すことを目的としています。
従来のコーティングでは、メンテナンス施工と称して、研磨によりダメージを受けたコーティング層をいったん削り取り、間に合わせでコーティング剤を上から施工するため、コーティング層自体がメンテナンスごとにどんどんと痩せていってしまうということも当たり前のように行われてきました。時に、メンテナンス施工時にキズを消すためにハードな研磨をしてしまい、純正のクリア層までをも削りとってしまうなんてことも…。
CLG tでは「補う」という根本発想があるため、たとえメンテナンス施工であっても、不用意にコーティング層を削り取るような作業は行いません。純正のクリア層はもちろんのこと、コーティング層さえもほとんど痛めることなく「補う」メンテナンスを基本として施工を行います。
またCLG tを施工すると、その施工を証明しメンテナンス状況を記録する施工証明書を発行いたします。これは車両にCLG tが施行されていることを確認する証となるとともに、万が一の事故などの際、保険を用いて車両の修理を行う場合に、保険対応にてコーティングの再施行を行える可能性を高める※ために発行されます。
※施行証明書は保険対応でのコーティングの再施行を保証する書面ではありません。
CLG tはその性質上、熟達した技術力を持つ技術者でなければ施工すること自体が困難です。従来のコーティングのように、当日すぐに車を預けて、次の日には納車するというような短期間での施工は物理的に不可能です。
また塗装の状態などによって、どのように施工を行うのが最適なのか、車両を確認して無料のカウンセリングを行うことが必要となります。まずは下記の電話番号もしくはお問合せフォームよりご連絡ください。
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