カーセキュリティ

AirTag(エアタグ)、SmartTag(スマートタグ)やGPS等が
無断で車に取り付けされていないかの調査について

窃盗団などにより、気付かない間に車両にAirTag(エアタグ)、SmartTag(スマートタグ)やGPSなどを取付されてしまっているケースがあります。ご自身のお車についてご心配のある方は、ぜひ当社にご相談ください。

GPS装置やAirTag(エアタグ)、SmartTag(スマートタグ)による不正な位置情報の取得

当社で昔からご相談の多いものの1つとして、GPSなど車両の位置情報を発信するような装置が、ご自身のお車に取付されていないかを調査してほしいというものがあります。実際に当社が調査させていただき、お車にGPSなどの装置が取付されていたこともありました。もし装置に気付かないまま放置していた場合には、車両の盗難はもちろん、ご自宅の空き巣などさらなる二次被害に発展していた可能性などもあります。
普段の何気なくお車に乗られているだけでは、なかなか気付くことができず、知らない間にお車の盗難やご自宅の空き巣のターゲットになってしまっているケースなども考えれます。

カーセキュリティのセカンドオピニオン
カーセキュリティのセカンドオピニオン

ここ最近では、TVニュースなどの各種メディアでも報道されている通り、Apple(アップル)製のAirTag (エアタグ)や、Samsung(サムスン)製のSmartTags(スマートタグ)などが、知らない間にお車に取付されていたという事例が相次いで発生しており、SNSなどへの投稿もされています。これらは、本来は持ち物の紛失防止などを目的として販売されいている製品が、知らない間にお車の分かりにくい位置に取付されることで、位置情報などの情報を不正に取得するために悪用されているケースだと見られています。

GPS装置やAirTagなどが取付される理由とその被害について

こうしたGSP装置やAirTag(エアタグ)やSmartTag(スマートタグ)などを、無断で取り付けられる理由としては、以下のようなものが考えられています。車の盗難などを目的として、窃盗団などの犯罪組織が取付しているケースはもちろん、ご家族や友人・恋人など、意外にも近親者の方が取付していた…というケースも少なくありません。
ひと昔まえは、GPS装置などを取付する方法が主流でしたが、現在ではAirTag(エアタグ)やSmartTag(スマートタグ)が利用されるケースも非常に多くなってきています。これはそうした製品が、家電量販店やオンライン通販などにより、比較的簡単に、それもGPS装置などと比べてかなりの低価格で入手できることが背景となっていると考えられています。

①自宅への空き巣を目的とした取付

お車のオーナー様が車に乗ってお出かけされている合間など、ご自宅への空き巣を計画する犯人より取付をされるケースです。お車自体の盗難を考えていなくとも、オーナー様が出かけている、つまりはご自宅に誰もいなくなっているタイミング、というものを見計らって空き巣に入ろうとするのは、いかにも泥棒が考えそうなことです。
また、お車の位置情報を確認することで、自宅からの距離やお出かけ先の場所によって、オーナー様が長時間自宅を不在にするかどうかなどを判断していると考えられています。

②車の盗難や車上荒らしを目的とした取付

車が駐車している場所と、駐車している時間を把握することで、車の盗難を行うことを目的として取付をされるケースです。中には、車上荒らしを行うために取付されているケースもあります。
車を使う頻度やパターンを分析されたり、車を使う行動パターン(例えば毎週日曜日△△のゴルフ場に通っている など)を把握することで、盗難や車上荒らしなどの犯行を行うのに、最もリスクが少ないタイミングを見計らっていると考えられています。

③車を使った行動パターンの確認を目的とした取付

前項と少し内容が重複しますが、こちらは盗難というよりも、車を使ってどのような場所に行っているかであったり、行動パターンを監視すると言った目的で取付されるケースです。盗難などの犯罪のために取付されるケースよりも、近親者による浮気調査やストーカー行為によって取付されるケースが多いと考えられています。

また、このようなGPS装置やAirTag(エアタグ)やSmartTag(スマートタグ)を悪用するといったような、計画的に行われる犯行の場合では、ご自宅の空き巣被害があった後に、車の盗難や車上荒らしの被害に遭われるケースも起きています。
また車をご自宅から離れた月極駐車場などに駐めている場合には、お車を盗難されてから、車検証などの情報をもとにご自宅への空き巣被害に遭うケースもあります。ストーカー被害などの場合には、ただ単に位置情報を把握されるだけではなく、実際にご自宅やお車を毀損したり、イタズラをされるといった実害に発展するケースもあります。
こうした計画的に犯行を行う犯人の場合、一次的な被害だけにとどまらず、二次被害など連続した被害につながるケースも発生しています。

GPS装置やAirTagなどによる位置情報の取得への対策

このような状況のなか、こうした手口に対してはどのように対策するのが良いのでしょうか。また、いま現在すでに「GPS装置やAirTag(エアタグ)、SmartTags(スマートタグ)などが車に仕掛けられている」と感じていたり、なんとなく気になるという方はどのようにしたらよいのでしょう。
大まかには、GPS装置やAirTag(エアタグ)、SmartTags(スマートタグ)などを取付されているかどうかを自分で探すか、専門業者に依頼をして調査をしてもらうという2つの方法が考えられます。詳しくは以下にまとめました。

GPS装置の見つけ方

  • 目視により見つける
  • 専用の発見器などの機材を使って見つける

AirTag(エアータグ)、SmartTags(スマートタグ)などの見つけ方

  • 目視により見つける
  • アプリなどを使って見つける

ご自身で見つけることを考える場合、まずは目視で見つけることを試みるのが先決と言えます。取付されている可能性のある場所は、車内、車外などさまざまですが、車の可動部や収納スペースなど可能性があるところは隈なく探していく必要があります。

比較的に簡単に見つけられる場所に取付されている場合はまだ見つけやすいのですが、これまでに当社で調査のご依頼を受けたお客様の場合、車の車内の部品をいくつか外した場所に取付されていたり、車外でも部品を外さないと見えないような場所や、純正の状態と見分けがつきにくいように、専用の取付器具などに入れて取付をされているケースもありました。
部品の脱着を行う場合は、専門的な知識と技術が必要な場合や、お客様がご自身で作業をされた際に、誤って部品を破損などされてしまうリスクも考えられます。また純正の状態と見分けが付かないよう、巧妙に取付をされている場合は、自動車に精通した技術者でないと、取付されている違和感に気付けないこともあります。
実際に、AirTag(エアタグ)などが取付されていることは専用アプリで確認できており、確実にどこかに取付されていることは間違いないのだが、どれだけどこを探しても一向に見つからないとご相談に来られたお客様もいらっしゃいました。

このようなケースでは、専門の業者などに依頼することにより、早期に発見し解決に向かう可能性が高まります。
その他、専用の発見器などの機材を用いたり、AirTag(エアータグ)、SmartTags(スマートタグ)などを専用のアプリを用いて見つける場合には、他にも特殊な機材を用いたり特殊な方法を使用する場合もあるので、専門の業者に依頼する必要が出てくる場合もあります。

まとめ – ご心配や不安を感じられている方へ

GPS装置や、AirTag(エアタグ)、SmartTags(スマートタグ)などは、単に位置情報を取得されるだけだと、盗聴や盗撮に比べて軽く考えられている場合もありますが、ご自身の現在地や行動パターンを悪意を持った相手に把握されるということは非常に危険なことです。
位置情報が分かるとうことは、特定の道を通るタイミング、家が無人になる時間帯、ご自身の行動の履歴、生活スタイルなど、さまざまなプライベートな個人情報が、相手に手に取るように把握されてしまうということです。
何かが起きてからや、実際に被害に遭ってしまってからでは遅いため、少しでも不安を感じたり、気になることがあれば、早めに何かしらの対策を取るなどの行動を起こしていただくことが、被害を未然に防ぎ、その被害を可能な限り小さくするためにもとても重要です。

当社では、お客様からのご心配・不安の声にお応えして、数々の調査を行わせていただいております。
調査にあたっては、お客様に関わることは秘密厳守にてさせていただくことも可能となっており、作業のお預かりに当たっては車両の修理など、調査をしていることが対外的に明らかにならないように対策をさせていただくことも可能です。
また調査以外にも、お車自体への防犯対策、ご自宅へのセキュリティの導入などのご相談もいただくことが可能です。専門的な知識と豊富な経験を持ったスタッフが丁寧に対応させていただきます。
ご心配・ご不安な方は無料でのご相談が可能となっておりますので、お気軽にご連絡をください。

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