塗装面に並んで傷付きを気にされる箇所として、フロントガラスが挙げられるかと思います。いわゆる高速走行時の飛び石などによる、フロントガラスのひび割れや傷つきのダメージから、フロントガラスそのものを保護することを目的としたウィンドウ・プロテクション・フィルム(WPF)の施工がおすすめです。
当社では、CleaPlex(クリアプレックス)とSTEK(エステック)という2種類のフィルムを取り扱いしており、お客様のご希望や、車両のフロントガラス形状などにより使い分けております。
またフロントガラスと併せて、ヘッドライトやフォグランプなどの灯火類のレンズを保護するレンズプロテクションフィルムの施工もおすすめです。
飛び石キズなどによるガラスへのひび割れは、これまでおおよそ10万円前後の金額が一般的でした。しかし近年では、車両の性能・快適性が向上する中で、機能性を持ったガラスや特殊なガラスが採用されるケースもあり、ガラスの部品そのものの金額も上がって来ています。また“ぶつからないクルマ”に代表されるような、安全支援機能の充実により、フロントガラス部分に接する部品が増えており、ガラスと同時に交換が必要な部品が増えていたり、交換作業自体が以前に比べてより複雑になるケースも出てきております。そのため、フロントガラス交換にかかる費用は年々、増加傾向にあり予想外に高額な修理となることがあります。
また外車などはフロントガラスの注文をしても、半年以上届かないケースもあり、フロントガラスの保護は重要だと考えられます。
フロントガラスへのプロテクションフィルムの施工は、決してお安い金額ではありませんが、このような背景からこれまで以上にお客様の万が一の際のコスト負担をさげるという意味で、金額以上にメリットが見込める施工になると言えます。