自家用車を所有していると、どうしてもついてくる問題点は車両盗難や車上荒らしなどの心配ついてきます。
自動車の盗難被害や車上荒らしなどはニュースで聞くことは多くても、実際、みなさまのご近所で被害に遭っているという報告を聞くことはほとんどないかと思われます。
そのような中、車を守るためのカーセキュリティは必要なのか?被害に遭った人に会ったことが無いので不必要なのか。
皆様のお悩みにご回答させて頂きます。
車の盗難情報がテレビやニュースで流れても近所での被害でもない限りあまり気に留めないかと思われます。
もちろんそれはそのはずです。
2020年2月に公開されている情報では、日本での車両盗難の被害報告件数が232件となっております。
この数字だけをみると多いのか少ないのかはわからないと思います。
実際、2019年度JAMA(一般社団法人日本自動車工業会)で開示されている情報では、軽自動車を含む自動車の所有数は62,140,475台になっておりますので、
およそ27万分の1の確率で被害に遭ってしまうといえます。
正直なお話、数字でも出ているように、まさか自分の車が狙われることはないだろう。とほとんどの方がお考えだと思われます。
ですが、こちらの情報もあくまで、認知されている被害の件数となりますので、見えている被害の件数は氷山の一角といえます。
車の盗難被害にあわないためにはどのような場所に車を止めるべきなのか。窃盗団に狙われやすい、または狙われにくい駐車場があることを御存じでしょうか?
また、シャッター付き駐車場だから大丈夫と思ってはおりませんか?
お仕事のお荷物を積んでいるお車などの場合、一部のシャッター付き駐車場でも被害にあいやすいと言われております。
どの様な駐車場が被害にあいやすいのか。また、被害が多い駐車条件はどのようなものなのかをご説明させていただきます。
集合住宅や、借家などの場合、駐車場が併設されていないことも多く、車を月極の駐車場に止めることも多いかと思います。多くの月極駐車場では30台以上車を止めることが出来る箇所が多く、お客様のお乗りになられているお車と同系車種のお車が止まっているケースが多いです。窃盗団は一台一台盗るよりも、効率よくとることを考えておりますので、月極駐車場などのいろんな車が止まっている駐車場は注意が必要です。
窃盗団はいかに人に見られず、車を盗んでいくかを考えています。
その傾向から比較的、一方通行の道路に沿って併設されている駐車場では被害件数が比較的少ないことが報告されております。国道沿いの場合、盗難した後すぐに、国道に入ることが出来、すぐに逃げることが出来てしまいます。また、逃げる際に国道沿いの場合比較的、走っている車の台数も多い為、気づいたころには窃盗団は見えなくなっている。という事もあります。
シャッター付きで車が完全に見えないので安心。と思っていると被害にあうケースも御座います。
電動式ではなく、手動式シャッターの場合、ある方法をする事で、カギを締めていたとしても強制的に鍵を開けることが出来てしまうのです。
この駐車場の場合、被害の種類として多いのが車上荒らしとなるのですが、車両盗難の被害もゼロではありませんのでお気を付けください。
まさか、ショッピングセンターなどで自分の車が盗難被害にあうなど、想像すらもする事はないかと思われます。実はそれが窃盗団の狙いとなっているのです。
例えば、想像をして頂きたいのですが、自宅に併設している駐車場に知らない窃盗団が数人いた場合、お車のオーナー様は不在だったとしても、近所の人からすると怪しい状況になるので、警察への連絡や、オーナー様に連絡が入る可能性が非常に高いです。
ですが、ショッピングセンターなどで考えた時、周りにどのような車があるのか。どのような人がオーナーなのか。そういったことを考えたことがあるでしょうか?
一般的には、ショッピングセンターなどに止める際は自分の止めた位置を覚えるために周辺を風景として記憶すると思います。その為窃盗団が他人の車で盗難を試みていても、誰も気づかないという状況になってしまうためです。
ショッピングセンターで良く耳にする「ナンバー〇〇の白色のお車がハザードランプがつきっぱなしです」といったアナウンスですが、実は窃盗団の被害にあっており、ホーンは鳴らずハザードだけが点灯しているケースも御座いますので、注意が必要です。
車を窃盗団から守るためにはどうすればよいのか。これは永遠の悩みとなります。日本や海外などで開発される防犯システムや、防犯対策に対し、窃盗団も日々盗難の手法が進歩してきております。
今はやりの手法と10年以上前にはやった窃盗団の手法は完全に変わってきております。
お車を購入し、お車の防犯についてお悩みでしたら、次の記事【今の車にカーセキュリティは必要?不必要?】にて詳しくカーセキュリティの内容をご説明させて頂いておりますので、一度ご覧いただければ、あなたのお力になれるかと思われます。
もし愛車を守る術を本格的にご検討されておられる方は、こちらの【お問い合わせフォーム】からご相談をお待ちしております。
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